準備不足で、書類審査は通るのに面接がうまくいかなかった

就職活動でつらかったのが、面接がうまくいかず、なかなか内定がもらえなかったことです。

食品メーカーを中心に就職活動をしていて、ほとんどの企業で書類審査で落とされることはありませんでした。しかし、面接になると緊張してしまい、頭が真っ白になって何を言えばいいのか、自分が何を言っているのかがわからなくなってしまうのです。しどろもどろになってしまって、言いたいことの半分も言えないまま面接が終わってしまう。そんな状態で内定がもらえるわけがありません。最初の頃は、慣れていないせいだと自分に言い聞かせ、場数を踏めば何とかなると思っていましたが、その後もうまくいかない状態が改善されることはありませんでした。

今振り返ると、応募企業についてきちんと調べておらず、自己分析もまったくできていませんでした。食品メーカーを志望していたのも、単に食べることが好きだからという安易なもの。入社して何がしたいという明確なビジョンがなかったため、志望動機や入社して何がしたいかという定番の質問にも、うまく答えることができていませんでした。

そろそろ持ち駒がなくなってきて、どの企業に応募したらいいかわからないピンチに陥ったとき、はじめて応募企業について入念に調べたり、面接の練習もきちんとするようになりました。すると、やっと1つ内定をもらうことができました。

何とかなるだろうと何の準備もせず、どんな仕事をしたいのかきちんと自分と向き合っていなかったことで、就職活動ではとてもつらい経験をしました。仕事は自分の生活の大きな部分を占めますし、きちんと準備するべきだったと反省しました。